前年度版のデータを最新版で使うことができます
前年度データ読込という機能
「前年度データの読込」機能により、前年度版プログラムで作成したデータを当年度版プログラムに読み込むことができるのです。
具体的手順は後述します。
魔法陣法定調書・年末調整のリリース時期
毎年、11月末日ごろに魔法陣法定調書・年末調整の最新版が発売されます。
毎年最新版の発売まで、ソフトへの入力待つ必要はない
前の年の魔法陣法定調書・年末調整で事前入力してデータを作成しておきます(前年度版データとします)。
最新版のソフトが利用可能になり次第、「前年度データの読込」を行います。
これは「前年度版データ」を最新版のデータに変換することが可能になる操作です。
具体的手順
1.最新版の魔法陣法定調書・年末調整をインストールします。
2.インストール後、メニュー[ファイル]-[前年度データの読込]をクリックします。
3.「前年度版データの読込」のウィンドウがあらわれます
このウィンドウは、変換読込対象の前年度版データしかみえないような
仕組みになっています。
4.読み込みたいデータにチェックボックスがつけます
5.ウィンドウの左上「データ読込開始」を選びます
6.つづいて「前年度版データを残すかどうか」という確認メッセージが現れます。(正確には メッセージID:M102 変換前のデータを残しますか?)
7.「はい」か「いいえ」を選ぶのですが、その意味は
「はい」:前年度版でつくった事前入力のデータを残す
「いいえ」:前年度版でつくった事前入力のデータを「ゴミ箱」に移す
「ゴミ箱」ですが、魔法陣のソフトが持っている「ゴミ箱」領域です。
「ゴミ箱」領域とは
「ゴミ箱」領域というは正式名称ではありません。便宜上そう名付けています。
メニュ ーファイル ー データ管理 ー ファイルの削除で
「ゴミ箱」から、「ゴミ箱領域」に入ったデータを確認することができます。
「ゴミ箱領域」に入ったデータを元に戻すこともできます。
ゴミ箱領域から出したい場合(元に戻す)には、元に戻したいデータをマウス左クリックして、青く反転させます。
その後、マウス右クリックより「元に戻す」です。
「ゴミ箱」では「ゴミ箱領域」に写ったデータを完全に削除することもできますので、操作は慎重に。
なお、魔法陣のゴミ箱領域は
WindowsのOSのゴミ箱ではないことに注意してください。
事前入力のデータは残したほうがいい? 消したほうがいい?
そのまま残しておいても支障はありません。
事前入力した魔法陣法定調書・年末調整のデータがあるから、なにか別のデータに影響を及ぼすことはないからです。
年分ごとをファイル単位するソフトの特徴、メリットといえます。
ただし、魔法陣法定調書・年末調整のデータが増えると、
管理上紛らわしいと判断するならば、消したほうがよいかもしれません。
完全に消去してしまうわけではなく、魔法陣のゴミ箱領域に移動させるだけです。