法人税・地方税

【電子申告義務化】魔法陣は税務申告書と財務諸表を同時に電子申告で送信できます ただし、2種類の魔法陣ソフトが必要である点注意

財務諸表の電子申告とは?

大法人の電子申告義務化

ココがポイント

  • すべての法人が対象ではありません
  • 税務申告書本体のみならず、本体に添付するものすべてが電子申告義務化の対象
  • 国内で多い3月決算の法人は、令和2年の「法人税の中間申告」より義務化となります 中間申告の申告期限が、令和2年11月30日となるため(2020年11月30日)

税務申告書本体のみならず、本体に添付するものすべてが電子申告義務化の対象です。

国内で多い3月決算の法人は、令和2年11月30日(2020年11月30日)が、

提出期限となる、「法人税の中間申告」より義務化となります。

項目 内容
対象の税目 法人税、地方法人税、消費税及び地方消費税、法人住民税、法人事業税などの納税申告書
対象範囲 1)法人税及び地方法人税
①内国法人のうち、その事業年度開始の時において資本金の額等が1億円を超える法人
②相互会社、投資法人及び特定目的会社

(2)消費税及び地方消費税
(1)に掲げる法人に加えて、国及び地方公共団体

対象の手続き
  • 確定申告書
  • 中間申告書
  • 仮決算の申告書
  • 修正申告書及び還付申告書
対象の書類 申告書及び申告書に添付すべきものとされている書類の全て
適用開始の基準 令和2年4月1日以後(2020年4月1日以後)に開始する事業年度から適用する

電子申告義務化に伴い、財務諸表についてデータ形式の柔軟化が予定

利便性向上のため、現状のデータ形式(XBRL形式)に加えて、CSV形式による提出も可能となります。

ココがポイント

魔法陣はこのCSV形式で財務諸表データを取り込みことができます

魔法陣は会計ソフトがないの?

株式会社ハンドの魔法陣は現在、会計クラウドというWEBブラウザを用いた

経理入力アプリケーションを展開しているようです。

しかしながら、現行の会計クラウドサービスはサービス開始したばかりであり、

価格体系が不明です。

財務諸表データの電子申告への対応?

公式ホームページには2020年9月までとあります。

現状、対応が未確定ということです。

弥生会計を使っているが魔法陣では取り込めるのか

可能です。

注意が必要です。

弥生会計から出力したものはそのままつかえない

魔法陣税務申告ソフトと弥生会計を組み合わせてお使いの方は多いのではないでしょうか。簡単に取り込みができれば効率的ですよね。

調べてみますと、魔法陣税務申告ソフトは、他社財務会計ソフトから出力した様式に対応と記載があります。

公式ホームページの注意書きより

【※】会計ソフトによってエクスポート(出力)されるレイアウトが異なりますので、レイアウトによってはインポート可能な形式に編集していただく必要があります。 また現状では、株主資本等変動計算書及び個別注記表については取り込み対象外です。

どうやら、ユーザ側で弥生会計から出力したテキストファイルを、

自分で加工しなければならないようです。

財務諸表の電子申告は「魔法陣法人税・地方税」と「魔法陣電子申告」が必要

加工は自分で行うとしてもどのように取り込むのか

税務会計ソフト魔法陣、法人税・地方税より行います。

手順が簡単とはいえません。

また、手順については別記します。

魔法陣法人税・地方税ソフトだけでは電子申告できない

別途、魔法陣電子申告ソフトが必要です。

電子申告ソフトの利用にはライセンス購入が必要です。

ポイント

魔法陣電子申告のライセンスは1年間の期間制です

自動更新等はどうもないみたいです

魔法陣電子申告ソフトを使って、魔法陣法人税・地方税ソフトのデータを取り込むような仕組みです。

まとめ

  • 弥生会計などの会計ソフトから財務諸表のデータをCSV形式で出力する
  • CSV形式のデータ、魔法陣法人税・地方税ソフトで取り込み可能な形式に加工・編集する
  • 魔法陣法人税・地方税ソフトでCSV形式の財務諸表データをインポートする
  • 魔法陣電子申告ソフトで、法人税・地方税ソフトのデータを取り込む

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