《魔法陣》相続税で、土地や株式の評価明細書の金額を直したのに、相続税の申告書の金額が変わらないことがあります。不具合ではなく、評価明細書と財産リストの関係を知ると理由が分かります。
結論
評価明細書の金額は、「データ受入」をしたときに財産リストへ写されるだけです。評価明細書を後から直しても、財産リストと申告書は自動では変わりません。
直したらもう一度データ受入をするか、財産リストを直接直します。
評価明細書・財産リスト・申告書の関係
- 評価明細書(土地等の評価明細書など)で財産を評価する
- [データ受入]で、評価明細書の金額などを財産リストに写す
- 財産リストの金額が、第11表などを通じて申告書に入る
データ受入は「写す」操作なので、2の後に1を直しても、財産リストは前の金額のままです。
データ受入のやり方
- 財産リストで[編集]-[相続税個別処理]-[データ受入]、または[データ受入]ボタンを押す
- 全部受け入れるなら「全て」、評価明細書の種類ごとなら受け入れたい種類にチェックを入れる
- 特定の財産だけ受け入れたいときは、種類ごとにチェックを入れてから[範囲指定]で財産を選ぶ(「全て」を選んでいると範囲指定は使えない)
- [OK]を押す
受け入れても変わらない項目がある
次の項目は、データ受入をしても受入前の値のままです。必要なら財産リストで直接直します。
- 「被相続人の持分」画面で「被相続人の持分に相当する数量」を上書きしている場合
- 「土地」タブの敷地利用権、居住建物の敷地、林地
- 「事業用財産」タブの営業権
- 「その他の財産」タブで「持分」欄を入れている場合
持分のある財産は、データ受入の後に金額を目で確かめるのが安全です。
データ受入ができないとき
評価明細書の入力画面で「データ受入しない」にチェックが入っていると、その財産は受け入れられず、範囲指定の画面にも出てきません。チェックを外します。
直しやすい順番
- 評価明細書を固めてからデータ受入をする
- 評価明細書を直したら、その種類だけ範囲指定でデータ受入をやり直す
- 財産リストで直接直した財産は、あとでデータ受入をすると上書きされることがあるので、どちらで管理するかを決めておく
まとめ
- 評価明細書の金額は、データ受入のときに財産リストへ写されるだけ
- 評価明細書を直したら、データ受入をやり直すか財産リストを直す
- 持分のある財産など、受入で変わらない項目がある
- 受け入れられないときは「データ受入しない」のチェックを確認