会計クラウド

会計クラウドで顧問先とデータを共有する 一般IDの権限と「先に進めない」の直し方

魔法陣会計クラウドは、会計事務所と顧問先、事務所内の担当者どうしで、同じ事業者データを共有できます。

ただ、共有したはずの相手から「事業者データ選択の画面から先に進めない」と言われることがよくあります。原因はほぼ権限の設定です。

結論

共有は、管理IDが一般IDを作り、[データ共有設定]で「メニュー割当」と「データ割当」の両方を設定して完了です。

一般IDは作った直後は権限がすべてオフなので、設定するまで何もできません。一般IDは何人分作っても無料です。

管理IDと一般ID

IDできること
管理ID一般IDの作成、権限の設定、データプランの申し込み
一般ID管理IDから許可されたメニューと事業者データだけを使える

一般IDは無料で作れて、何人分作っても料金は変わりません。料金は事業者データの数(データプラン)だけで決まります。

共有の手順

  1. 管理IDでログインし、トップメニューの[データ共有設定]を開く
  2. 一般IDを作る
  3. その一般IDの[メニュー割当]で、使わせたいメニューにチェックを入れて登録する
  4. 同じく[データ割当]で、見せたい事業者データにチェックを入れて登録する

一般IDの画面には、許可されたメニューと事業者データだけが表示されます。顧問先には自社のデータだけ、入力担当者には入力のメニューだけ、といった分け方ができます。

「事業者データ選択」から先に進めないとき

一般IDでログインして事業者データ選択の画面しか出ないときは、メニューか事業者データの権限が設定されていません。一般IDは作った直後、権限がすべてオフになっています。管理IDの人に、メニュー割当とデータ割当を頼みます。

自分が一般IDかどうかは、画面右上のアカウントのアイコンから確認できます。

新しい機能のメニューが使えないとき

新しくリリースされたメニューは、一般IDでは権限がオフの状態で追加されます。「メニューの操作権限がありません」と出たら、管理IDの人にメニュー割当で許可してもらいます。

仕訳取込アシスタントのように新しく増えたメニューを顧問先に使ってもらうときは、管理ID側で忘れずに許可します。

顧問先と共有するときのコツ

  • 金融機関連携のMoneytree IDは、顧問先が自分で作って管理する:ネットバンキングのIDとパスワードを入れるのは顧問先自身にしてもらうのが安全です(公式Q&A No.12034でもそう勧めています)
  • 締めた月の仕訳は入力制限をかける:[設定]>[伝票設定]で制限日付を入れると、その日以前の仕訳を追加・編集・削除できなくなります
  • データプランの申し込みは管理IDか、購入権限のある一般IDで:購入権限のない一般IDでは申し込めません

公式の「データ共有ガイド」

会員サイトの[資料ダウンロード]に、「魔法陣会計クラウド データ共有ガイド」という資料があります。画面つきの手順は、こちらを見るのが確実です。

まとめ

  • データ共有は、管理IDが一般IDを作って権限を設定する
  • 権限は「メニュー割当」と「データ割当」の2つ。作った直後はどちらもオフ
  • 新しく増えたメニューも、一般IDではオフで追加される
  • 一般IDは何人分でも無料
  • この記事を書いた人

サガミ

《魔法陣》を実務で使っている公認会計士。公式のQ&Aやヘルプだけでは分かりにくいところを、ユーザーの立場から補っています。株式会社ハンドとは関係ありません。

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